旧平賀邸

 旧平賀邸は、平賀義美博士が大正7年猪名川沿い
の川西市小戸に建設した。

イギリスの田園住宅の形式を極めて良く遵守した住宅です。
平賀博士はf錘S年(1857)福岡県に生まれ、
東京帝国大学を卒業した後、関西財界の振興に尽力され、
多くの公職及び財界団体の要職につかれていました。

イギリス等欧米に外遊7回を重ねられ、
このことが平賀邸の建築意匠に反映されることになります。

施工は、鴻池組があたりました。
外壁は小石の洗い出しで、基礎はかげ石積み。
洋小屋スレート噴きの屋根のかかった平屋の建物です。
外観は出窓と煙突がアクセントとなっています。
内部は客間、書斎、寝室等の部屋が配され出窓、暖炉が付けられ、
イギリス流の形式を忠実に守ってます。

また、二重窓など合理的な設備と的確な装飾で引きしめるなど、
端正で洗練された意匠で統一されています。
大正期の住宅の典型として、日本の近代建築史上重要な建物といえます。
  その他、博士が科学者であったことから
実験研究棟と旧邸内にあった東屋、門、橋、胸像なども移築し、復元しました。
戻る